2009年12月19日土曜日

疲れた

きょうはこちらに行ってまいりました。
全日空ホテル。

立食パーティーは苦手です。。

このホテル、昔はよく泊まったんです、彼氏と。


嘘です。
真っ赤な嘘をつきました。笑

あまり人に話したことはないんですけど、母の会社が赤坂にあって、忙しいときは、母が帰ってこれないから、そういうときは、姉とわたしを母が呼んで、全日空に泊まって、ママの帰りを待っていました。
わたしの家は母子家庭でお婆ちゃんもわたしが11歳の時に亡くなったから、
普通なら姉とふたりで留守番ということになるんだろうけど、
そういう寂しい思いをさせられたことはなかった。
わたしは中学も高校も都内だったから、帰りは夕方で、大体母と待ち合わせて帰ってきたし、叔父さんもいたし。
学校帰りにいつでも母の会社に遊びに行ってよかったから、学校から赤坂に寄って、姉も合流して、母の会社のひとと、ごはんを食べて帰ったり。

全日空には数え切れないくらい泊まりました。
母の会社のボスが亡くなり、母も会社経営から手を引くと決めたときまで。

学校帰りに制服でひとりでチェックインすると、
ベルボーイさんが、お荷物お持ちしますって来てくれて、たいして教科書も入ってない軽いカバンだし、笑
そんなことを大人にさせたら母に叱られるから、
断るんだけど、彼らも仕事だからか、持ってくれちゃうんですよね。
恐縮してエレベーターに乗るんですけど、ひとりだけ、「おまえ中学生だろ?まじ生意気な暮らししてるな」って言って来たベルボーイがいて。わたし、たぶん「うるさいな」みたいなこと言ったと思うんです。汗
それ以来仲良くなって、鈴木さんてひとだったんですけど、鈴木!とか呼び捨てしちゃって。汗汗
鈴木もわたしをたかこって呼び捨てしてて、全日空に帰るのがすごく楽しみになったっけ。
姉が帰るまで、仕事中の鈴木にまとわりついたりして。
母が会社をやめた、高校1年の夏以来、泊まりに行かなくなってしまって、
時々、全日空の中に花梨っておいしい中華レストランがあって、家族で行ったりしたけど、
鈴木に会えなくなってしまい、すごく寂しかったのを、今日、久々に思い出して、切ない気持ちになりました。

わたしがいま30才だから、鈴木は今頃40才くらいか。

時の流れ、こわい。笑

いきなり焼き鳥屋さんになったんですよ、うちって。初めからじゃなかったんです。

ママ決めたの。焼き鳥屋さんやる!

初めは、はぁっ!?
と思いました。

それから16年。
苦しい時もありましたけれど、続けてこれたこと、いまだお客さまに可愛がって頂けるのは、ご信心のおかげですね。
今では、全日空に何日も泊まれないけどね。笑

でも、今がいい、ご信心があるから、そう思える。

ありがたいです。

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