きょう、もう、きのうか。
大大大大大好きな、
親しい寿司屋のお父さんが亡くなりました。
具合が悪いのは知っていたのに、
最後会いにいけなかった。
知らせを受けて、目の前が真っ白になりました。
本当に可愛がって貰って、
いい思い出しかない。
わたしの帰りが夜遅くなると、
家から駅まで近いのに、
心配して迎えに来てくれた。
わたしはマグロが大好きだから、
いいマグロが入ると、わたしのために、中落ちを取っておいてくれて、
ネギトロ巻があるよって、
通りかかったわたしを手招きしてお店に入れて、
食べさせてくれた。
悲しいことがあると、寿司屋のお母さんに相談するのを横で聞いていて、
口を挟むわけじゃなく、黙って聞いて、わたしが帰った後に、わたしのために怒ってたって、後からお母さんが教えてくれた。
本当のお父さんのように大切な存在だった。
何にもお父さん孝行してあげられないうちに、
お父さんは死んでしまった。
お父さんのために、
たったひとつだけ、
もしかしたら、
わたしがしてあげられたこと。
お父さんが具合が悪くなり、家にいろいろ問題があり、
頑張っている娘さんは、わたしの大切な友達で、
去年その娘さんをお教化させていただいた。
護持御本尊を頂くことができて、
病床のお父さんにみせたら、ありがたい、って、ケースに入れて、娘さんが首からぶら下げた懐中御本尊を、撫でてくれたって。
あらゆる事情があり、
葬儀は地元のお寺であげざるえないけれど、
一遍でも多く、お父さんをなでてあげながら、
お題目を唱えてほしいときょう伝えてきた。
お父さんの頬をなでながら、涙が止まらなかったけど、わたしも、お題目をあげさせていただきました。
お通夜でも、告別式でも、心の中から、たくさんのお題目をお唱えして、
これからもきちんと娘さんといっしょに、
しっかり、ご回向させていただきたいと思います。
お父さん、またいつか、必ず会いたいよ。
あしたは、また別に、
お教化させていただいた方の、お父様のご葬儀です。
家族葬ですが、佛立宗であげさせていただくことができました。
精一杯、ご奉公させていただきます。
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